人生に字幕なし?

ひろぴん

2018年06月17日 11:26

毎日の早起きがすっかり習慣になりましたが
特に休日の朝
ゆっくりコーヒーを飲みながら新聞に目を通すのは
至福のひとときだと思います

今日の日経「My Story」は
作家で長くドイツに暮らしていらっしゃる多和田葉子さんでした
捉えにくい「私」を楽しむ、と題されたその記事は

何度も読み直すほど興味深い内容でした
読者の多くが共感されているのではないでしょうか

最後の締めくくりに、次のように書かれています
そもそも自分とは何か、人生とは何か分かりにくいもの。
「誰かが翻訳してくれているわけではなくて、自分で考えるしかない。自分が分かる部分ではなく、自分が分からない部分にこそ注目して、外国語の映画をみているみたいだと思って楽しむ」。
そう、人生に字幕はないのだから。


人生に字幕なし
昔文学青年だった自分にはこういうの響くなぁ
忘れかけていたような感覚を
思い起こさせていただきました

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