2012北海道(その6、夕暮れの北へ)
自分のブログタイトルを口にしてみる
「オロロンをめざして!!」
ということで、やっぱ目指すしかないやろう!!
「夕陽に間に合うようオロロンへ行こう」
絶好の青い空に向かってつぶやいたところで
意を決して美幌峠を下って行った
そこから美幌町を通って、オホーツク沿いの網走~紋別~興部~雄武を行く激走が始まった。
メルヘンの丘も停車時間わずか30秒
ハイ次!三脚を立てるオヤジを尻目にすぐ出発
「止められるもんなら、止めてみんかい!うりゃあ」と
青い空とオホーツクのブルーを適度にうねるR238をひたすら北上し
昼過ぎには雄武のセイコマにてようやくテネレを休ませた
(それなりに法定速度プラスα程度の走りですよ、実際はね)
この時、まずまずのペースで距離を稼げたので
「函岳に寄れるんじゃないか?」というバカな考えがどこからか湧いてきて
再スタート後、乙忠部から内陸に入り、歌登側から函岳にチャレンジ
天の川トンネル手前から進入して、最初のうちは道幅も広くよかったんですけどね
途中からだんだん狭く、勾配がきつく、ガレ場がひどくなり
「これでホンマに合ってるのか?」と疑心暗鬼になり始め
熊らしき動物の足跡を見つけたところでUターンを決意
でテネレをUターンさせようとして、コケた
荷物満載で立ちゴケは辛かった
いったん荷物をほどいて、起こして、また積んで...
「やめときゃ良かった」と思いながら道道120~49経由で美深に着いた。
ここで給油も兼ねて休憩し、今日の宿・ライダーズハウス「サガレン」に電話を入れた。
急ごう、陽の落ちるのは思っている以上に早い
R40を音威子府~中川の手前までハイペースで走り、
道道119号線でようやく日本海側の遠別に出た。
この時点で、もう既に陽が落ちようとし始めていました
天塩の町をそそくさと通り過ぎ、
河口大橋に差し掛かる頃にはすっかり夕焼けモードに
なんとか間に合いました
夕陽が沈む利尻を眺めながら
北へ伸びる道道106号線をバイクで走る
それはこれまでなんとなく憧れていた風景に
ようやく出会えた時間でした
オロロンで男泣き
ちょっとしたかもね
激走の後に待っていた感動の余韻に浸りながら
RHサガレンに到着したのは7時前だった
なんとまた「おひとり様」だった。
シャワーして適当にコンビニ弁当食べたらもう限界だった
2Fの大広間で大の字になり、夜9時に撃沈。
疲労と満足感で爆睡しました
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