昔話(その6)

ひろぴん

2012年01月22日 21:22

久々の北行きは、
数えてみれば実に19年ぶりでした

京都旅行を終えて札幌に戻るという学生クン、
プレジャーボートの特殊なエンジンを
稚内に納品しに行くという西宮の若い男性、
閑散期でもいろいろな人たちが北行きの船に乗船しており、
少し声をかけて話をきくと、
普段では知りようもないことがわかって
楽しかったですね。

10/15の夜9時頃に小樽着。
下船時にやけに気温が低いので気温を尋ねると、
「5,6度ぐらいかなぁ~」との誘導員の方の返事。
吐く息が真っ白だもんねぇ~。
舞鶴を出港する時はまだ17~18℃ほどあったのに。
その夜は小樽のビジホで素泊まり。
久々の北の大地は、
既に晩秋の気配でした

上陸2日目は、羽幌を目指して北上。
ただ、天候が悪く、あいにくの雨模様。
札幌近郊をうろうろとしながら、途中から道央道に乗り
北を目指します。

深川JCTから留萌へと進み、日本海側へ。
どんよりとした雨模様の中、留萌には午後4時前に到着。
ここで今晩の宿、吉里吉里に
到着が5時頃になると電話を入れる。
低気圧の接近のためか、
荒れた日本海とどんより垂れこめた雨雲。
「今夜は荒れそうやなぁ」と思いながら慎重に羽幌へ

ほぼ予定通り、夕方5時頃吉里吉里に到着。
もう真っ暗でした。
19年前の記憶をたどりながらも、
それなりに所在を覚えているもんですね。
何となくの感覚で無事たどり着きました

出発前までは、その存続すら確認しておらず、
「いまもあるんだろうか?」と直前にPCで検索すれば、
それは19年の月日を経てなお、
ちゃんと時代の変遷に対応してHPが立ち上がっていましたね
「吉里吉里、いまもあるやん!」
失礼な話かもしれませんが、
妙なところで月日の流れに感心しながら、チェックイン。

その夜はオフシーズンということもあり、
客は2名だけでした。
大荒れの天候は、その夜ピークを迎えるのでした…

※続きはその7へ。

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