昔話…記憶を辿って(その2)
2度目の北海道は、翌年、大学4年の9月後半でした。
就職活動もなんとか某企業から内示を得たこともあり、
それと同時にそそくさと準備をして再び渡道。
このときももちろんオロロンへ行きましたよ
現在の道道106号が、まだ909号だったんですね。
いまになって気がつきました。
最初と違い、ダートはなくなり、全舗装になっていたと記憶しています。
確か2週間ほどの旅だったと思うのですが、
この時は和琴のバンガローで同室者から悪性の風邪をもらい
それを層雲峡のカムイトラノで発症、3日間ほど寝込んでしまいました。
たまたま初日の宿泊者に看護師さんのグループがいて、
短期の居候のはずがすっかり患者扱いとなりましたが、
なんともラッキーでした
この風邪で寝込んでいる数日の間に寒気が流れ込み、
大雪山の秋が一気に深まりましたね。
数日後には風邪も回復し、黄金色の中、
三国峠を帯広に向けて下りていったのが印象的です。
この時も函館から青森へとフェリーで渡り、
今度は十和田湖~磐梯山と東北を縦断し、
奥只見から上越に抜け、
北陸経由で下道で帰りました。
いま思うと、非力なXL200Rで、本当にタフでしたね
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